称名寺NEWS

献灯献花献香、JPOPの合唱…… 今年の御忌会の全貌

2016/11/17

 

今年の御忌会は一味違いました。

称名寺では、毎年10月の第1土曜日に御忌会法要(ぎょきえほうよう)を開いています。御忌会とは、浄土宗の宗祖である法然上人の忌日法要のことです。簡単に言えば「法然上人を偲ぶ会」とということになるでしょうか。とにかく、年に1回の大切な日です。

毎年の恒例として御忌会では、お説教師さんをお呼びし法話をしていただいています。今年もお招きしました。

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来ていただいたのは八幡のお寺の秦上人。本堂で披露してくださったお説教はもう切れ味バツグン。笑いで聴衆を沸かす場面もあれば、人間の心の奥底にまでメスが入るような深いお話をしてくださる場面も。すぅっと自分の人生に馴染む、素晴らしいお話をしてくださいました。

さてさて、「今年の御忌会は一味違った」と先ほど言いました。その理由は、次の2つの新しい取り組みを行ったからです。

 

新しい取り組み① 子供達による献灯・献花・献香

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今年初めて行った取り組み、それは子供達による「献灯・献花・献香」です。献灯・献花・献香とは仏さまに対して、ろうそくとお花とお香をお供えする作法のこと。近所の檀家さまの子供たちが一生懸命に取り組んでくれましたよ。

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献香の様子。実は今日の本番に向けて何回も練習してくれていました。

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献花のシーン。たくさんの人に見られてて恥ずかしいかも……なのですが、丁寧に心を込めてお花を献上してくれました。

 

 

新しい取り組み② 365日の紙飛行機の合唱

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法要の後行ったのがAKB48の「365日の紙飛行機」の合唱。NHKの朝ドラでも使用されていた楽曲で、お檀家の皆さまも慣れ親しんだナンバーなんです。

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手作りの歌詞カードをお配りして、参列くださったお檀家の方々と一緒に歌いました。実は365日の紙飛行機の合唱は、8月に開催された地蔵盆でも行っていたんです。合唱中のなんとも言えない幸せな空気が忘れられず、「よし、今回もやろう」ということに。やっぱり、皆で声を揃えて歌うというのはいいですね。

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伴奏のピアノもお檀家の方に演奏していただきました。また、合唱とは別に、今回の法要では初の試みとして仏教聖歌を女性の方々に歌っていただきました。お坊さんだけで勤め上げているいつもの法要よりも、ピアノの音や合唱の声が合わさって、彩りに満ちた法要となったのではないでしょうか。

 

まとめ

「なんでこんな新しい試みを行ったの?」と聞かれると難しいのですが、言うならば、「法要をみなさんと一緒につくりあげたいから」なるでしょうか……。

世間には、「法要はお坊さんだけがやるものだ」という認識があるかもしれません。しかし、仏教の本質は実践にあります。お坊さんの話を聞けば悟れるのか、お坊さんが南無阿弥陀仏と言っているのを聞くだけで極楽浄土に往生できるのかというと、そんなことはありません。大事なのは一緒に法要に参加することなのではないでしょうか。

だから、今日みたいな特別な法要のときだけは、ただ聞くだけ見るだけの法要ではなく、皆さんに参加してもらえるような法要にできないかと考え、今回の取り組みを企画しました。

その結果、たくさんの方々に協力していただきました。大変嬉しく思います。また、ありがたいことに、法要の後には嬉しい反応をたくさんいただきました。「いい法要だった」とか「歌うたうとスッキリするわ」とか「孫の頑張ってる姿が見れてよかった」とか。中には、涙を浮かべてくださるおばあちゃんも……。

多くの方々に参加していただき、大変ありがたい法要になりました。また、今後ともによろしくお願いします。

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