称名寺NEWS

称名寺が「お寺と地元を舞台にした映画」を製作します!!

2017/03/02

 

こんにちは、副住職のみずきです。

突然ですが、この度、称名寺で映画を製作することが決定しました(効果音ドーン)。

 

「称名寺で映画?どういうこと?」と皆さんの頭に?マークが出ているのが想像できます。

簡単に説明しますと、

■映画を製作するのも称名寺

■物語の舞台も称名寺周辺

■登場人物も称名寺ゆかりの人々

こういう試みです。どうです。わけわからんでしょ。

 

おそらく、まだまだ消化できない疑問点は、

なんでお寺が映画撮るの?

・どうやってお寺が映画撮るの?

・どんな映画を撮るの?

この3つなんじゃないかと。この後、順を追って説明したいと思います。

 

そして、この記事をご覧になっている皆さんにお願い事が……。

それは役者としてエキストラで出演していただけないか?というお願いです。この試みに対して、少しでも「面白そう」とか「共感した」とか思っていただけたのでありましたら、映画に出ていただきたいんです。それはまた、最後にご紹介しますね。

さて、これから皆さまの頭の?マークを取るべく、映画製作に込めた思いを綴っていこうと思います。最後までご覧いただけたらありがたいです。

 

なんでお寺が映画を撮るのか?

ローカル寺」。都市部を離れた地方にあるお寺のこと。もちろん久御山町の一角にたたずむ野村の称名寺もローカル寺の一つです。

都市部の有名なお寺とは異なり、ローカル寺には観光客が来るわけではありません。檀家さまや近隣の地域の人々の支えで、これまで寺院を続けてこられたわけです。

もっと現実的な話をすると、寺院を維持することはできても、僧侶が生活することが難しいお寺も数多くあります。そうしたお寺の多くが、平日はサラリーマン、休日は僧侶の「週末僧侶」となることで、なんとかお寺を守りながら生活を成り立たせているのです。うちの祖父も父も、よそで勤めながらお寺の住職をしていました。未来の住職である僕も、4月からサラリーマンをします。

こうしてローカル寺、称名寺は400年間もの歴史を絶やさないでこられたわけなんですが、し・か・し。

今、世の中のローカル寺は「少子化」「若者のお寺離れ」という社会問題を目の前にして、「どうやってこれから先、寺院を続けていけばいいのか」という漠然とした不安に悩まされています。僕個人としても、もし自分が住職についたとき、このお寺はどうなっているんだろうと不安な気持ちがないといえば、それは嘘になります。

ローカル寺、称名寺にとって、いま何が一番大切なのか。原点に戻り、今まで支えられてきた檀家さんや近隣の方々との「つながり」をさらに深めることなのではというのが僕の出した結論です。お寺を中心にしたコミュニティを形成することです。

そのために、お寺がとっつきにくい場所になっているのならばそれをもっと身近な場所に変え、仏教が小難しくなってきているのであればもっとカジュアルなわかりやすい形で伝える。こうした努力が必要だと思い、去年このウェブサイト「寺motto」を制作しました。

「ブログいつも読んでるよー」っていう読者の皆さまの声を聞いて「作ってよかったな」なんて思っているんですけども、ブログというのはどうしても一方的な情報発信になってしまうもの。もっと「一緒に何かを作っていく」体験をお寺のコミュニティで共有したいと思い、今回映画製作をすることを決意しました。

なんで映画か?って、それは「楽しい思い出がカタチとして残るから」です。学生の時に何回か映画撮ったことがあるんですけど、撮影ってめっちゃ楽しいんですよ!NGシーンなんか出てきたら余計にです。

あと、個人的なことなのですが、僕は4月から東京で働くことになりました。だから、京都の地を離れる前に、何かお寺のコミュニティで思い出を残しておきたいという気持ちもちょっぴりあります。門出の作品にしたいなぁと。まぁ、またいずれ帰ってくるんですけど。

さて、ここまで話すのに長くなってしまいましたが、まとめると、お寺で一緒に何かカタチになるものを作りたい。これが映画づくりにかける僕の思いです。

 

 

どうやってお寺が映画撮るのか?

僕には映画が撮れません。稲田家も誰も撮れません。

そこで、なんと、東京から映画監督をお招きしています

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小池茅(こいけ かや)くん

早稲田大学の4年生。音楽レーベル・ミロクレコーズを設立し、数々のバンドのミュージックビデオを制作。また制作映画が学生の映画コンクールでノミネートされた経験も。タンザニアに1年留学したこともあるなんとも言えないツワモノ。

僕の友人です。彼の作品をFacebookで見かけた瞬間一目惚れし、「一緒にお寺で映画を作らない?」と声をかけたわけです。すると、「普通は撮影できないお寺なんかで映画を撮らせてもらえるなんて!」と続き、実際に久御山まで来てもらい、お寺や田んぼの風景なんかも見てもらったりして、称名寺の映画企画が実現することになりました。

映画撮影は彼のほか、5人くらいのスタッフが来てくれます。

こういった「お寺×外部クリエーター」という構成も実はやりたかったことだったんです。より「開かれた寺」を目指して、外にコミュニティを広げることも必要だと思っていました。実は今回の映画企画、いろんな狙いがあるのですフフフ。

 

どんな映画を撮るのか?

僕がお願いしたのは、「称名寺を舞台に、称名寺ゆかりの人々を登場人物にして映画を撮ってほしい」ということだけで、具体的な脚本は、監督にお任せしております。

さてさて、どんな話になるのでしょうか。それは見てのお楽しみです。

完成した映画は、コンクールに応募したり、Youtubeに投稿したり、お寺で上映会をしたり。色んな活用法を考えています。

 

どうしても聞いてほしいお願いごと

最後に、ここまで読んでくださった皆さまに、お願いがあります。

映画に役者として出演してください!!!!!!!

出てもらえて初めて、今回の映画企画の目的が達成されるんです。出てほしいシーンは2種類あります。

①子供が集まっているシーン

・撮影日 3/4(土) or 3/5(日)(どちらか人数の多い日にしたいと思います) 3時間ほど

・出てほしい人 小学生〜中学生の子供

・撮影場所 称名寺

②お寺に人が集まっているクライマックスのシーン

・撮影日 3/9(木) 13:00~18:00 予定

・出てほしい人 年齢問わずどなたでも

・撮影場所 称名寺

楽しい撮影現場にしますので、ご参加いただければありがたいです。②なんかは、バンドをお寺に呼んだりして、盛大にクライマックスシーンを撮影する予定でして、楽しい現場になりそうなので、ぜひぜひ。もちろん檀家さんだけではなく、近隣の方、この記事を見かけて「楽しそう」と思ったあなたも。LINEお問い合わせなどからご連絡いただければと思います。

また、撮影自体は、3/4(土)~3/9(木)まで、称名寺周辺で撮影する予定なので、いつでもご見学ご参加ください。気軽に来て頂けたら嬉しいです。

 

今回の映画企画がどのようなものになるか、まだまだカタチはみえないかもしれませんが、安心してください。必ず楽しくて実りのあるものにします。称名寺一同、全力で取り組んでいきたいと思います。

皆様、どうぞよろしくお願いします。

 


(追記)

①の子供達が集まっているシーンですが、9名の近所の子供達が出演してくれるようになりました。撮影は3/4(土)の13時から撮影する予定ですので、お時間があればお寺にご見学に来てくださいね。

②お寺に人が集まっているクライマックスのシーンですが、こちらもかなり多くの人がご参加していただけるようで。今のところ15名〜20名くらいの人の参加を聞いています。こちらはまだまだ募集していますので、ご連絡の上、ご自由にご参加くださいませ。

 

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